みんなで波に乗れ!

クラスでただ1人のサーファーという3年生の黒坂修二君(15)が「楽しさをクラスのみんなに知ってほしい」と発案。県が募集した小中学生の夢を実現する事業に応募して実現した。

これは無駄使いでとてもいい話だなあ。23人乗れるサーフボードを特注したそうだ。予算の中にはクラスの全員のウエットスーツ代も含まれてるのでしょう。風邪ひいたりした子が居なければいいが。

 今日テレビで小学生24人23脚?23人24脚30人31脚の地区予選が写っていた。ギネスに載る競技らしいが、世界一を目指せ!とか言わなくても日本の独壇場でしょう。単一民族で体格のバラつきが少ないなどフィジカルな利点もあるけど、それより精神のありかたがずば抜けてこの競技向き(いいのか悪いのか)。ラジオ体操みんなで日本中同じ時間に同じ動作をしたり、イトーヨーカ堂の入社式で体操してるのがCNNニュースで話題になる。教育現場であんな横並びに足並みをそろえてがんばることを小学生にたたきこませていいとはよその国では思われていないはず。体格が規格外などの問題で競技に参加できない子も居るし、一人だともっと速く走れる子や遅いけど左右に引っ張られて走る子とかが、みんないっしょに同じとこにゴールするとことか、一人がこけたらみんなこけて結果が出ないとこがマズいと思う。一体感に陶酔を覚えることを否定しませんけど、自分が属する集団の和や利益を守ることがなにより大切に思う人間を作ることになるような気がしてならない
 子供一人ひとりの個性をどう伸ばしていくの?昨日の日記の「日本人が組織に属したときの外に対してとてつもなく不義理であること」とも関連して、非常にマズいなあ、この競技で勝つことに小学校の教師が熱を入れるのは、と感じたのです。