助け合い精神の欠如

総合教育の見直しに、さわやか福祉財団理事長の堀田力さんが異を唱えているYOMIURIの記事。
ようやく教育現場になじみつつあるところだったのに残念だ、という。子供たちの人間性を心配しているのですが、実は、現在の中高年、その子世代の若者は社会性が無い、と言い切っています。わたしたちは子供たちの態度の悪さについて苦情をいう立場にはないわけで、今後まきなおしを図ろうということ。
お父さんが仕事で晩飯の時間までに帰ってこなくなったあたりから狂ったのだな、と思う。そういう時間のメリハリある仕事につける人は今の日本にどのくらい居るだろうか。居ないとすれば、かつての社会環境が失われている以上、それを学校教育で回復するのは荷が重い。プロ(報酬を受けるという意味で)の、子供たちの面倒みる近所の大人のような存在を用意する時代が来てるように思う。
11月21日 転載リンク禁止のポリシーを守るため変更